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研究会「複素化による量子系に関する研究の発展」

 

開催趣旨

力学変数や外部パラメータを複素数に拡張する「複素化の手法」は、従来調べることのできなかった領域や、隠れている理論の構造を明らかにする可能性をもつ興味深い手法です。例えば、積分経路の複素拡張を利用したQCDの非摂動的性質の探索、複素化された計量を用いた重力理論、非エルミート系の量子力学などが「複素化の手法」の応用の一例として挙げられます。本研究会は「複素化の手法」に焦点を合わせ、物性物理から原子核・素粒子・量子重力までの幅広い研究分野における「複素化の手法」の現状を俯瞰し、これからの発展を展望します。広範な研究分野が関係することから、5日間を開催期間として4人の講師による招待講演を用意しました。また、一般講演も幅広く受け付ける予定です。すでに「複素化の手法」を利用している方、利用を計画している方、まだ計画は無いが興味のある方など多くの研究者の方々の参加をお待ちしています。

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開催場所・日時・形式

招待講演・一般講演

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